お墓のこと

こんにちは!NYKオフィスの塩間です。

先日、四天王寺さんにお参りに行ってきました。
今まで、歴史上のお寺としての認識しかなく、大阪に住んでいながら
立ち寄ったこともなかった四天王寺さんですが、昨年看取った叔母を
納骨させていただいたことで、私にとって身近なお寺となりました。

生前に、「親が眠る遠方のお墓でなく、四天王寺の方に誰でも入れて
もらえるお墓があるからそういうところでいいからね・・・」と
言われていたものの、お墓のことについて何も知らなかったので、
どうしようかととても悩みました。

お墓と言えば、親から子、子から孫へ承継されていく
「家墓」をイメージしていましたが、調べてみると、
「家」に対する帰属意識が薄れ、家族の形も多様化している昨今では、
従来の枠にとらわれない「個人墓」「両家墓」「永代供養墓」
「夫婦墓」など様々な形態のお墓があったり、
「散骨」をしてお墓を持たないという選択もあることがわかりました。

その中でも、寺院や墓地管理者が永代にわたって供養・管理をする
お墓「永代供養墓」が注目されてきており、
樹木やクリスタルの墓標のもとに納めるものや、納骨堂に納めるもの、
合祀墓に納めるもの等、これもまた様々な形があるそうです。

さて、話は戻って四天王寺ですが、皆様もご存じのとおり「日本仏教の祖」
である聖徳太子が最初に建立したお寺と言われています。
色々な宗派に分かれる前からあるお寺のため、宗旨・宗派を問わず
お参りできるお寺として広く門戸が開かれており、
納骨総祭塔という合祀墓があることでも有名なお寺だということを知りました。

訪れてみると、広い境内にほんとうに古いお堂が点在し、
亀がひなたぼっこをしている池まであって、大阪の中心地にあるとは
思えないようなのどかな空間が広がっていました。

納骨は予約も要らず、受付を済ませて待っていれば順に名前を呼ばれ、
読経による供養と、お経木流しによる供養をしてもらえます。
一定の期間ごとに合祀墓があり、ゆっくりと故人と対話をするのは
少し難しいですが、気軽に立ち寄れるし、あの世でも賑やかに
過ごしてくれていそうで、よかったな~と思っています。

 

 

写真①写真②

 

もう一カ所、大阪には「一心寺」という合祀墓で有名なお寺があります。

1185年に浄土宗宗祖、法然上人によって開かれた「一心寺」は、
江戸時代末期、庶民の町・商人の町として各地の人々が訪れにぎわう大坂で、
故郷を離れ菩提寺を持たない人々がいつでも訪れ、
宗派に関係なく先祖供養ができるようにと境内を開放し、
法要を行ったのだそうです。

法要を行った際に持ち込まれた遺骨がいつしか山となった明治20年に、
遺骨で造った仏像「お骨佛」が初めて造立されました。
空襲での焼失を経て、現在お骨佛堂に七体が安置されており、
参拝される方々が手向ける紫煙は一日として絶えることがないそうです。

四天王寺とはまた違った趣を持つ、一心寺。
山門の仁王像は豪壮で、境内は厳かな雰囲気が漂っています。
ちょうどジャカランダの花が咲き誇り、とても珍しく美しかったです。
「断酒祈願のお墓」もあり、その土塀には祈願文が書かれた
シャモジがたくさんかかっていました。

写真③ 写真④

 

お墓の話からお寺紹介のようになってしまいましたが、
自分の中では、大阪再発見!!にもなったできごとでした。

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